こんにちは、本谷です。
テレビでグルメレポートする番組ってあるじゃないですか。僕、あれがマジで嫌いで。
まあこんなブログを読みに来てくれる皆さんも大体同じだと思うんで(暴論)、今日はそんな話をしますね。
食べられない
グルメ番組の何が嫌って、やっぱり結局「自分は食べられない」ってところにあると思うんですよ。
なんで自分が食べられない松阪牛を食べてるの観て喜んでるの? 俺家でもやしと豚バラうまいうまいって言って食ってんだけど? バカか? っていう。
僕が食べてる100g108円の豚バラだってうまいんですよ。
だいたい松阪さん家のウシと、僕の食ってるアメリカ籍ブタのどっちが偉いって言うんですか? 君ら日頃「アメリカはスゴイ!」とか持ち上げてるくせにブタの話になると途端に手のひら返すのどういうことなの? 松阪さん家のウシとアイオワ産地のブタで、なにが違うっていうんですか。どっちも飯食って寝てるだけの畜生でしょうが! もっとアウトプットで世の中に貢献してから偉ぶれ、な。松阪、お前に言ってるんだぞ!!
話がそれました。
結局グルメレポって、自分が食べられないのになんの意味があるんですか、って常々思うんですよ。テレビの向こうで女子アナや若い芸人がメシ食ってるのを観て何が嬉しいんでしょうか。であれば、もやしと豚バラをウェイパーで炒めただけのものを僕がめちゃくちゃ美味そうに食べてる姿でも撮った方がよほど実用的で役に立つと思いませんか? 家で国産牛のすき焼きをしてる中上流家庭の皆さんにリッチな思いをさせてあげられると思いませんか!!
AVといっしょ
グルメレポ観てていつも思うんですけど、あんなのAVと同じじゃないですか。
自分が同じ思いをできるわけじゃないのに、テレビの向こうの人たちは、舌触りとか食感とかそういうのを一生懸命視聴者に想像させようとする。追体験させようとする。
え? AVじゃん。あんなのもうグルメポルノですよ。なんかそう思うと渡部にドキドキしてきたぞ。
「お肉が口の中で溶けて~」
「濃っ厚~」
「○と○が口の中で混ざりあって~」
いや、その情報いいんで。実物くれれば分かるんで直送してください。AVだって、たまには視聴者サービスで「有名女優がファンの自宅を訪問!」みたいな企画してますよ。松阪牛を連れて俺の家に来い。
だいたい、渡部とか小太りのおじさん達の口内情報にどれぐらいの価値があるんでしょう。
「口の中ですぐ溶けちゃいました~!」ってのんきに報告してないで、お前の口内情報に持って行かれた経済損失を考えろ。そのシーンが10秒あったとしよう。仮に100万人見てたとして、10秒×100万人=2777時間。沖縄の最低時給737円で数えたらだいたい204万円分。お前のどうでもいい口内波浪注意報に204万円分の損失が生まれてんだぞ。204万を噛み締めろ!
「口のっ…中でっ…たった今204万が溶けてなくなりましたっ…!!」
悲壮感をもて。
そんなわけで、僕はグルメレポートが嫌い。
以上。今日はこんなところで。